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夏休み

夏といえば夏休み。
夏休みといえば、キャンプ、花火、海、祭、山荘でのんびり?
あなたはどんなことを思い浮かべますか。

夏休みの始まりはとっても開放的♪
楽しいことを期待していつもワクワクしていました。
照りつける太陽、ミンミン鳴くセミの声、ひと夏の素敵な出逢い。夏の情景はとっても鮮やかです。

ここでは夏休みがテーマ、もしくは夏っぽい小説を集めてみました。

キーワード:テーマ別、本の感想、夏休み、夏の情景

1999年の夏休み
著者:岸田理生

森と湖に閉ざされた、全寮制の学院の夏休み。和彦、直人、則夫、帰る家のない三人の夏に、一人の転入生が現れた。薫。和彦に恋し、自ら命を断った悠に瓜二つだった。四人の少年のためだけに、いつしか時間はとまり、永遠の夏休みが始まる―。

キツネ山の夏休み
著者:富安陽子

夏の輝きを描いたファンタジー。108ぴきの伝説のキツネたちに守られている稲荷山の町。その町ですごした弥の夏は、光と風と不思議でいっぱい。著者自らが挿絵も手がけた作品。大切な夏休みのひとときの思い出。

虹色ほたる―永遠の夏休み
著者:川口雅幸

一年前に交通事故で父親をなくしたユウタは、小6の夏休みに一人、父との思い出の地を訪れていた。よく一緒にカブトムシをとりに来ていた山奥のダム。今は使われていないそのダムで、ユウタは突然の雷雨に襲われ、足をすべらせて気を失ってしまう。やがて目覚めたユウタの目の前には・・・・・・

時計坂の家
著者:高楼方子

主人公は、12歳の少女フー子。従姉妹のマリカから手紙をもらったフー子は、夏休みに祖父のいる汀館へ一人でいくことになる。海辺のこの美しい街には、祖父とお手伝いのリサさんの二人きり。空想が大好きなフー子は、いつもとは違う夏休みに胸をときめかせていた。そんな時に、二階にある扉の向こうに不思議な光景が現れ迷い込んでしまう。

蛇行する川のほとり
著者:恩田陸

演劇祭の舞台装置を描くため、高校美術部の先輩、香澄の家での夏合宿に誘われた毬子。憧れの香澄と芳野からの申し出に有頂天になるが、それもつかの間だった。その家ではかつて不幸な事件があった。何か秘密を共有しているようなふたりに、毬子はだんだんと疑心暗鬼になっていく。そして忘れたはずの、あの夏の記憶がよみがえる。少女時代の残酷なほどのはかなさ、美しさを克明に描き出す。

夏のくじら
著者:大崎梢

大学進学で高知にやって来た篤史はよさこい祭りに誘われる。初恋の人を探すという淡い望みを抱いて参加するも、個性的なチームの面々や踊りの練習、衣装も楽曲も自分達で作るやり方に戸惑うばかり。だが次第に熱中するうち、本番が近づく。憧れの彼女は果たしてどこに?祭りの高揚を爽やかに描く青春小説。

悲しみよこんにちは
著者:フランソワーズ・サガン

高校生のセシルは、夏休みに父と2人で別荘で過ごしていた。 そこへ亡き母の友人であるアンヌが訪れる。父とアンヌが結婚するとつげられた時、父が遠くなったように感じる。2人が自分の届くことのできないところにいるのだと感じる。

ジャージの二人
著者:長嶋有

失業中の息子と、写真家の父との夏の終わりの山荘暮らし。2人とも妻との間に問題を抱えています。 都会生活から逃れるためなのか、人間関係のわずらわしさから開放されたかったのか。山荘での暮らしは力が抜けて、ほのぼのと時間が進んでいきます。

翼はいつまでも
著者:川上健一

舞台は青森県十和田市の中学校、野球部で平凡な神山君が主人公の青春小説です。 理不尽な大人たちの振る舞い、野球部員の心がバラバラになり、再び一つになる瞬間、初恋の女の子とのひと夏の思い出。ドキドキしたり、くすぐったいような、甘酸っぱいような懐かしい想い出・・・・・・

西の魔女が死んだ
著者:梨木香歩

学校へ行けなくなった中学生のまいは、しばらくの間、おばあちゃんのところで生活することになる。豊かな自然の中、優しいおばあちゃんと過ごすうちに、まいの心は癒されていく。

遠い海から来たCOO
著者:景山民夫

海洋生物学者の父とフィジー諸島パゴパゴ島に暮らす12歳の洋介。 ある日、洋介はひとつの生命体をみつける。それは、絶滅したと思われていたプレシオザウルスの子供だった。初めて目を開けた時にみた相手が洋介だったことから、この生命体は洋介を母親だと思うようになる。

夜市
著者:恒川光太郎

表題作の『夜市』と『風の古道』の2編がおさめられています。 『夜市』 妖怪たちによって開かれる夜市。そこに売っているのは奇妙なものばかり。 祐司は、自分の欲しいものと引き換えに弟を売った。罪悪感にさいなまれた祐司は、数年後再び弟を買い戻すことを決意し、訪れるのだが……

ニコルの塔
著者:小森香折

寄宿舎と授業塔を往復する、単調だけど静かな生活。だがニコルは気づいてしまった。「ここは何かがおかしい、わたしはニコルではない…」“地球のマント”に隠された、修道院学校の忌まわしい秘密とは?そしてニコルは、そこから無事に脱出し、記憶をとりもどせるのか?

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