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婚外恋愛小説

婚外恋愛小説とは、結婚しているけれど、結婚相手とは別の異性と恋愛する小説です。

結婚しているパートナーのことを嫌いになったわけじゃない。長く一緒に暮らしているから、それなりの情はある。だけど付き合い始めた頃の情熱的な愛情はなくなってしまった。そんな時に激しく求愛する異性が現れたなら……
こんな作風が好みです。

……ということで、夫婦の愛と、恋する相手との狭間で揺れる主人公を感じてみて下さい。

キーワード:テーマ別、本の感想、婚外恋愛小説、不倫小説

風の盆恋歌
著者:高橋治

死んでもいい。不倫という名の本当の愛を知った今は―。ぼんぼりに灯がともり、胡弓の音が流れるとき、風の盆の夜がふける。越中おわらの祭の夜に、死の予感にふるえつつ忍び逢う一組の男女。互いに心を通わせながら、離ればなれに20年の歳月を生きた男と女がたどる、あやうい恋の旅路……

邪恋
著者:藤田宜永

義肢装具士の笹森は友人の医師・智久の依頼を受け、下肢を失った美弥子の義足を製作する。自殺未遂か、事故か、下肢切断の理由を語らず、義足をつけることも頑なに拒む美弥子。静かな諦念に彩られたその風情に笹森は惹かれてゆくが、そんな彼には秘密の愛人がおり、美弥子にもまた…。

艶紅(ひかりべに)
著者:藤田宜永

生まれ育った祇園の茶屋を嫌い、生家を出て染織作家となった37歳独身の久乃。栗東で競走馬の装蹄師をしている、妻子と別居中の恵一郎。ある雪の日、縁切り寺と呼ばれる安井金毘羅宮で出会った二人は急速に惹かれ合っていく―。直木賞受賞作の原点とも言うべき、京都の四季を舞台にした詩情溢れる恋愛小説。

葡萄物語
著者:林真理子

葡萄園を経営する夫と平凡な生活を送る映子。特別不幸でもないけど、幸せでもない。私はこのままここで歳をとっていくのだろうか。 ふと立ち止まった時、むなしさが込み上げる。

きみの遠い故郷へ
著者:ウィル・ノース

それぞれに傷と喪失感をかかえたフィオナとアレックは、互いに心惹かれてゆくが…。夫婦の愛と情熱的な恋、そのはざまで揺れる男女の苦悩を美しい自然のなかで繊細に綴る、心優しい物語。

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