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加藤諦三作品

プラスになる失敗マイナスになる成功
子どもの自信をつける言葉トラウマになる言葉

プラスになる失敗マイナスになる成功/加藤諦三 著


実際の自分を受け入れると、(自分の弱点を受け入れると)今までみえなかった長 所がみえてくるということ。自分のすばらしさに気づくという1文が印象的でした。
「小さい頃、失敗するとものすごく怒られた」「小さな失敗をものすごいことのよう に周囲から反応された」
こんな環境で育ってしまっては、大人になってもその感覚が抜けなくて、今を生き られない。

人は育った環境によって、いい影響も受けるぶん、悪い影響もそのまま受けてしま うのだと思う。物の感じ方、考え方、見方など。 そして今の自分が受けてしまった悪い影響をあまり意識しないまま、大人になって 生きている人が多いような気がします。

著者はこうも言っています。
「人よりも、早く歩くか、遅く歩くかは、気にしないこと。自分の足で歩くという こと。自分のスピードで歩く。人が自分の側を追い越していっても、気にしないこ と」
なかなかできることではありませんが、大切なことですね。

どうしても、人と比べてしまったり、焦ったりするけれど、人の評価を気にしていては何もできない。自分の為にやる。結果、成功に結びつかなくても、挑戦することが大事だと思いました。
私自身にも、失敗を極度に恐れている時期がありました。だけど、ものすごく大き なこととして捉えているのは私自身、それをさらに大きく膨らませ、自信がなくな り、いつまでもうじうじしてるのも私自身だということに気づきました。

→著者別[ノンフィクション]
→ジャンル別[エッセイ・ノンフィクション]


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子どもの自信をつける言葉トラウマになる言葉/加藤諦三 著


この本は母親が言ってはいけない言葉が書かれています。
親は気軽に言ってるかもしれない。励ましてるつもりなのかもしれない。けれど、その 言葉は子供を追い詰める。プレッシャーを与えることになる。

辛いとき、失敗した時、言って欲しい言葉は「頑張れ」ではなく、上手くいかな かった悔しさとか、弱くて情けない自分をわかって欲しいのだと思う。
そんな自分を受け止めてくれる親がいて、また立ち上がる気力、生きる力が沸いて くるのだと思う。

頑張っているつもりでも、なぜか上手くいかない母親に読んで欲しい。
著者は、子育ては上手くいかなくて当たり前だと言っている。 そのうえで実際の自分に気づくことだと。言葉によって子供はどんな気持ちにな るのか、子供の視点から一つ一つ丁寧にかかれています。

そして、親の言葉で傷つき、トラウマを抱えている人は。
自分が生まれた環境と言うものは、無意識のうちに、自分に大きな影響を与えてい るものです。傷ついたこと、忘れたいことには、フタをしてなかったことにしてしまう。
心の奥底にある憎しみ、不満、愛情飢餓感、そういうものが自分の中にあると いうことを認め、自分を知ることから始めると楽になるのではないでしょうか。

→著者別[ノンフィクション]
→ジャンル別[エッセイ・ノンフィクション]


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