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ニコラス・スパークス作品

きみを想う夜空に 最後の初恋

きみを想う夜空に/ニコラス・スパークス 著


初めて恋をした時、自分が相手を好きなのと同じぐらい、相手も自分を好きだと思っ ていたいもの。こんなに会いたかった、会えない間もずっとずっと想っていた。 これくらい、こんなにこんなに相手のことが好き。
でもどうやら、それと同じ分量だけ相手は自分のことを好きじゃないと感じた時の寂しさ。
ちょっとした言動や、表情、しぐさですぐに不安になってしまう。
ほんのちょっとでも、よそみをしないで、ずっとそらさないでみつめていて、自分だ けをみていて。この本には、そんなまっすぐな純愛が描かれています。

特に印象に残ったのは喧嘩のシーン。
お互い好きだ好きだ、わかってよ、一緒にいたい、今したいのはこんなことじゃない。本当は仲良くしたいのにと思いながら、口から出てくる言葉は相手を責める怒りに満ちた言葉。 相手の言葉ひとつで、心がこんなにもグラグラ揺れてしまう。
こんなに想いあっているのに、すれ違い分かり合えないのがもどがしい。
そして最後に彼が選んだ決断。大きな大きな愛情。熱い想いがいっぱいに伝わってきた。

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→ジャンル別[恋愛小説]


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最後の初恋/ニコラス・スパークス 著


海辺のある村で出会った2人、エイドリアン45歳、ポール54歳。
2人は、ともに結婚生活を失い孤独を抱えていた。エイドリアンは、夫に裏切られ、 3人の子供と、介護が必要な父を抱えている。ポールは仕事人間で、家庭をない がしろにした結果、妻に出ていかれ息子とも断絶状態。

海辺の宿の留守番をしているエイドリアンの元に、たった1人しかいない客のポー ル。外は嵐が襲い、激しい風と雨。こんな設定だけでも非日常的で、何かが起こり そうなロマンチックな予感。
しかしここは大人の2人。若い人たちの恋とは違います。
偶然の出逢いで一瞬の恋に落ちた2人。初めて会ったばかりだというのに、お互 いの家庭の事情や心の傷を話したりしている。子育て、離婚、裏切り、喪失感―― そういうものを経験しているからこそ、相手の話に寄り添い心の傷を理解できるの でしょう。

過去を振り返り、恋物語を娘のアマンダに語るエイドリアン。彼女の心の中には、 今もあの頃の光景が鮮やかに残っているのです。母の胸に秘める恋を知ったアマ ンダも、大きく変わっていきます。

たった5日間の恋だけど、それは濃密で生涯忘れられない出逢いとなります。
これから生きていくのに、自身を持って前を向けるような、時間を経ても、ずっと胸 に生きつづけるような恋。そんな純粋な恋がここにはあるのです。

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